沖縄を拠点に展開されるアクセサリーブランド「OPARTS」

針は釣り人達に共通する道具であり武器でもある。その拘りが作品に投影される。リアルでありながらも、ジュエリーならではの装飾されたデザインがポイント。

奥多摩の源流の工房で仕上げにかかっているのは沖縄の釣り人がオーナーのジュエリーです。

あらゆる釣り道具をモチーフにしたアクセサリー

針やルアーは勿論、スイベルやスナップ、オモリ等もジュエリーデザインの中に取り入れられます。一つ一つの道具を見渡しても様々な形状があり、どれもジュエリーとして成立。釣り人達の感性によって幅広い表現やアレンジが施される。

釣りを堪能しながらもアクセサリー制作に没頭する

私自身はジュエラー(職人)として東京福生の片隅でジュエリーを作り続けてきました。現在は奥多摩の山奥にある工房にこもり、作業に没頭しています。

東シナ海での釣りは奥多摩の渓流と対極で豪快な釣行でしょうね。私自身は、まだ経験が無いのですがアクセサリーを通じてイメージは広がりまた次の作品にも必ず生きてきます。

フック、スプーン、ルアー等をデザインに取り入れたアクセサリーチャームの数々

釣り針やルアーをモチーフにしたジュエリーラインナップを展開。サイズバリエーションも豊富で組み合わせは自由自在。カスタマイズの幅も広い。

全ての釣り人達が扱う針への拘りがアクセサリー投影される

実際、釣りに使う針は肉に刺さるほど鋭い。その尖った形状やリアルさを損なわないデザイン。本来ね針より分厚く、やや内側に入ったカタチの釣り針は、ペンダントトップとして身に付けた際の安全性を考慮して採用したアイディアです。

"かえし"部分も再現し、道具ならではの実用性や"針"独自のシンプルでリアルな形状に拘ったのもポイントになります。

"針"と"かえし"の意味合いもまた、シンプルで奥深いところ…

「一度刺したら逃がさない」と言った道具そのものの意味合いが、アクセサリーに宿っている気がしてなりません。それは挑戦する姿勢であったり「自分自身で何かを探そうとする意志」を示しているように思えます。

釣り人と旅人"自然"と触れながら様々な地域を渡り歩く

オーパーツならではの釣り針への想いがあります。釣り人はある種の"旅人"であり、様々な地域を周りながら自然や魚達に多く触れる。その事から釣り針のモチーフから様々な事を連想し、意味合い見出す事ができます。

それは「旅の中で幸福を得る」とも捉えられ、求めるモノを探しながら旅を続ける、そんな"旅人"の視点からみても意味合い深いモチーフ。

求めるモノとは物体以外にも貴重な体験であったり、出会いであったり…と様々です。得られる事については経験や知識等も含まれると思います。そして、幸福はそれぞれの中にあるとするならば、それらが複合されて結びつく事なのかと…

これまで日本とメキシコを行き来し、少なからず異国の地を渡り歩いてきた私にとっても釣りに関連したデザインは、心の支えとなる力強いモチーフだと断言できます。「モノは考えよう、気の持ちよう」と言われるように、それぞれにとって想い入れが詰まったモノになれば幸いです。

オーパーツのジュエリープロジェクトが始まった場所「釣り倶楽部・とあるバー」

ここは釣り人達が集う場であり、道具やスポット等、情報も盛んな場所。沖縄の魚をメインにしたオーナーのおいしい手料理とお酒を味わえる。そのため、釣り人だけでなくグルメな方やアーティスト、職人の方々も訪れる。ジャンル問わず、ここで共通する想いを語り、有意義な時間を過ごす事ができます。

今後も、ここ「とあるバー」でオーパーツ独自のジュエリーラインナップが展開されてゆく。

沖縄釣り倶楽部 とあるBAR Instagram

釣り人が創り上げる新しいブランド

新作のアクセサリーは、槌打ち加工のスプーンにダブルフックを合わせたレディースのピアス。そして釣り針のリングは針金を曲げたり捻ったりを繰り返しながら作られる、メキシカンジュエラー(職人)特有の手法。

釣り人のコミュニティ内で展開されるアクセサリーブランド「OPARTS」

オーパーツでは、世の中の釣り人達、ジュエラー(職人)、そしてジュエリーデザイナーを通じて多くの拘りやアイディアを共有し、作品を生み出しています。それぞれの釣り人にスタイルがあり、ファッションも異なる事から、その人に合ったオリジナル・フルオーダー等も手掛けています。ここで、その作品の数々をご覧頂けます。

OPARTS OFFICIAL WEBSITE

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小倉 盛人