
メキシコのシルバーアクセサリーの制作工程「現地の職人の技法」
世界に流通するシルバーアクセサリー。一体どのように造られているのか…。アクセサリーが好きな人であれば、そのデザインが造られるまでの仮定や製造工程など気になるところではないでしょうか?
ここでは銀や鉄があたる音や擦れる音が鳴り響いています。
ハッピーカンパニー独自の制作方法があり、鉄や様々な素材から原型を作る。さらにはシルバーや真鍮等の素材(地金)を直接、加工しデザインしたりとスタイルはそれぞれの職人によって異なります。
※通常アクセサリー制作の基本となるのはワックス(ロウのカタマリ)を使ったやり方です。削り、盛ったりを繰り返し作り上げてゆく。キャストをし、アクセサリーを制作する"ロストワックス手法"の利点も機会があれば豆知識の一つとしてお伝えできたらと思っています。
ここでは銀や鉄があたる音や擦れる音が鳴り響いています。
ハッピーカンパニー独自の制作方法があり、鉄や様々な素材から原型を作る。さらにはシルバーや真鍮等の素材(地金)を直接、加工しデザインしたりとスタイルはそれぞれの職人によって異なります。
※通常アクセサリー制作の基本となるのはワックス(ロウのカタマリ)を使ったやり方です。削り、盛ったりを繰り返し作り上げてゆく。キャストをし、アクセサリーを制作する"ロストワックス手法"の利点も機会があれば豆知識の一つとしてお伝えできたらと思っています。
シルバーアクセサリーが完成するまでの工程
ハッピーカンパニー工房からお伝えするのは"少しばかり変わった"作業工程です。私自身はメキシコ現地のシルバー職人から学び、中でもローカルな地域であったため、職人の数多くは近代的な技法ではなく、古典的な技法でアクセサリー制作を行っていました。それは90年代…つまり今から30年以上前に遡ります。
はじめに…
メキシコ・ゲレロ州"タスコ"について
世界有数のメキシコの銀山と呼ばれ、銀の産地であり、多くの工房やアクセサリー職人が生活している。技法は工房によって異なり、それぞれの職人に得意なスタイルがありデザインに個性があらわれる。一家揃って職人として生き、受け継がれる伝統の数々。作品はメキシコから世界へと広がり続けている。
メキシコ・ゲレロ州"タスコ"について
世界有数のメキシコの銀山と呼ばれ、銀の産地であり、多くの工房やアクセサリー職人が生活している。技法は工房によって異なり、それぞれの職人に得意なスタイルがありデザインに個性があらわれる。一家揃って職人として生き、受け継がれる伝統の数々。作品はメキシコから世界へと広がり続けている。
90年代、タスコの職人の勢い凄まじく、重厚なシルバーアイテムが多く見受けられました。「リッチ」や「ファット」という言葉がふさわしい。2000年代では銀(シルバー)の価値が上昇。その事で重厚なデザインのアイテムを作る職人が減り、軽量化したデザインの方向にシフトしていきました。ちなみに2020年からさらに価値が上昇。過去と比べても異例となっています。
地金から一点モノのアクセサリーをつくる
メキシコのジュエラー(職人)の多くはシルバーの地金や針金、鉄板を曲げたりバーナーで熱したりを繰り返し一点モノのアクセサリーを造る。ハッピーカンパニー(私)でのアクセサリー制作もそのような工程に限りなく近いです。
現地のメキシコジュエラーの真髄を継ごうとする意志から
先程のお話のように"一点モノのアクセサリー"を造る場合は、真鍮やシルバー等の地金を直接使い、ロウ付けする事。
また、それとは別にエナメル等を流し込み接着、または盛る、削る等の作業を繰り返し原型を造る場合もあります。その原型を元にゴム型を造る。ゴム型を造る利点は、一つの原型を元に後にシルバーは勿論、ゴールド、プラチナ、真鍮と凡ゆる素材に変えられる事。素材のアップグレードや一つの原型から様々な活用方法を見出す事ができます。
さらにデザインの面で言えば、細部のディテール調整やアレンジも可。一度、制作したデザインをまた次に生かす事も可能になります。例えばペンダント仕様のアイテムをリング、またはピアスに応用、または同デザインでシルバーやゴールド、真鍮等、様々な素材の変化を堪能できる。
また、それとは別にエナメル等を流し込み接着、または盛る、削る等の作業を繰り返し原型を造る場合もあります。その原型を元にゴム型を造る。ゴム型を造る利点は、一つの原型を元に後にシルバーは勿論、ゴールド、プラチナ、真鍮と凡ゆる素材に変えられる事。素材のアップグレードや一つの原型から様々な活用方法を見出す事ができます。
さらにデザインの面で言えば、細部のディテール調整やアレンジも可。一度、制作したデザインをまた次に生かす事も可能になります。例えばペンダント仕様のアイテムをリング、またはピアスに応用、または同デザインでシルバーやゴールド、真鍮等、様々な素材の変化を堪能できる。
それぞれ職人の中で独自の手法が見つかる
私の一つの考え方として90%の完成した原型、または限りなくに完成に近いモノに仕上げ、再度ディテールを調整。最もベストなカタチに仕上げていきます。少しばかり形状を変えマイナーチェンジしたり、ストーンを装着したりと同デザインの中でも細部の調整に拘っていきます。
アクセサリーのメンテナンス修理などの充実した安心保証
万が一、紛失した場合や大きく破損した場合も、作り手が私である以上、再度作り直す事もできたりと、様々な面で保証が付くので安心です。これはハッピーカンパニーのアクセサリーが堂々と生涯現役保証と謳える事ができる理由でもあります。
これはハッピーカンパニー長年追求し拘り続けてきた事です。元の原型を生かす再現性の高さ、きめ細かい高密度なシルバーアイテムの輝きを堪能する事ができます。
これはハッピーカンパニー長年追求し拘り続けてきた事です。元の原型を生かす再現性の高さ、きめ細かい高密度なシルバーアイテムの輝きを堪能する事ができます。
シルバーバングル「編み込みや船上のロープワーク」
今回、ご紹介させて頂きたいのが地金から制作するメキシカンジュエラーの代表的な作品。数ある手法の中の一つである「編み込み等のロープワーク」。
船上のロープワークと言えばいくつか決まった基本の形状があり、それらを元にデザインを構成する事ができる。さらに、独自の表現方法を加える事で再現の幅も広がってゆく。
安全や安定、絆や友情、家族愛、確固たる意志を示したりと、多くの意味合いやイメージを連想させるモチーフやデザイン。その結びめの中に想い乗せ、それぞれが信じる場所へと向かう…等、壮大なイメージを描く事ができるのでは?
船上のロープワークと言えばいくつか決まった基本の形状があり、それらを元にデザインを構成する事ができる。さらに、独自の表現方法を加える事で再現の幅も広がってゆく。
安全や安定、絆や友情、家族愛、確固たる意志を示したりと、多くの意味合いやイメージを連想させるモチーフやデザイン。その結びめの中に想い乗せ、それぞれが信じる場所へと向かう…等、壮大なイメージを描く事ができるのでは?
ハッピーカンパニー福生はアクセサリー好きが集う交流の場
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で様々なアイテムやフルオーダー、カスタマイズ作品等を公開しております。制作工程から豆知識等、職人の日常やリアルをお伝えする。アクセサリーの意味合い等、作品一つ一つに想いを乗せていきます。
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小倉 盛人
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