ジュエリー職人の主観!天然石の選び方について!人工と天然にはそれぞれの利点がある?

結論…単純に見た目だけの判断も大切で、ジュエリーは、ビビッときたものを選ぶのも、一つの正解です。

ただ、同じ種類の天然石でも、限りなく天然に近いものから…人工物を混ぜ合わせたものなどがあり、加工の仕方や物質の濃度もなども見た目に関係し、色合いや質感も様々です。

例えば…渋いアリゾナ産ターコイズ

アリゾナ産ターコイイズなら、表面のザラ付きがあり、それが、まさに天然物の魅力で、一つ一つの色合いや表情に個性がある点…
この渋みを求めるならアリゾナ産はお勧めです。

勿論、ある程度、ジュエリーに適した丸みをだすために、加工されていますが、限りなく天然に近いアリゾナ産は人気があります。

デメリットとして、汗や水に弱い(酸化しやすい)頑丈とは言えず、繊細な素材ですが、そこも魅力のうちであり、ターコイズ好きにはたまりません!

手のかかる子ほどかわいいという理屈でしょうか。

人工物を混ぜ合わせたターコイズも存在

人の手によって加工されたターコイズは、表面も滑らかに、そして頑丈に、鮮やかな色合いが実現されています。

水や汗にも比較的強く、色味も統一されているので、こちらもお勧めです。

まとめると…

つまり、どれを選んだら正解か?というのは無く、それぞれの好みで選ぶのが正解ということになります。

希少価値については、その時によって変わるため、アリゾナ産ターコイズは入手困難な場合もございます。

天然のため、一つ一つに個性があるため、好きな色合いの石が、タイミング的に見つかるのか…

タイミングや出会が大切です。


是非、天然石を選ぶ時の参考に!

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店主が好む赤サンゴのジュエリーも

ちなみにですが、サファイア、エメラルド、ルビーは同じポジションと考えて良いです。

参考までに3つともコランダム鉱石という同じ石になります。
成分のパーセンテージの差でそれぞれ色が変わってきます。