シルバーアクセサリー好きが拘るポイント… それは素材です!

もしかしたら、アイテムを選ぶ時のポイントについても本能的であったり感覚的な部分であったり…
理屈では語れない部分があります。
同じスターリングシルバー(SV925)は
密度によって見え方が異なる!

まず、基本知識としてシルバー(銀)は純銀のままでは硬度が弱く、銅などを混ぜるのが基本です。
今回細かい説明は省かせていただきますが、
スターリングシルバー(SV925)はジュエリーに最も適したバランスとされています。
そして、表面部分の磨きだけではなく中身の密度まで関係する。

経年変化の黒ずみと"燻(いぶし)"は違いについて
基本的に燻はジュエリーのテクスチャーに合わせて行い、"溝や段差、窪み"を予め黒く燻すことで、渋みや立体感を表現しています。
経年劣化した場合は"黄ばんだ黒ずみ"が出てくるため、予め、その箇所を燻しておくという考えもあり、それも好みによって分かれるところです。
密度が高いシルバージュエリーの特徴

簡単な磨きやメンテナンスによって新品同様の輝きを末長く維持できます。
これは素材の密度が高く、凝縮されているため、磨いてもザラ付きが見られないということです。
ハッピーカンパニーでは高密度なシルバー素材をご提供!
長年使用しても黄ばみも出にくく、シルバーとは思えないほど白く、高級感のある輝きを保てるので、特にブティック系のハイブランドはシルバーの密度に拘っています。
鏡面で光り輝く高密度なシルバー素材ですが
あえて小まめに磨かずにエイジングを楽しんでも良いです。
密度が比較的低いシルバージュエリーの特徴(利点あり)

密度が低いシルバーが悪いのか?と聞かれたら、そうとも言いくれません。
事実として新品のときの輝きは無くなり、長年使っているとザラつきが出てきます。
しかし、これが必ずしもデメリットとも言い切れません。
カジュアル感を演出でき、アクセサリーのデザインやディテールによっては、それすらも味となる場合があるので
結論…デザインと素材の相性でしょう!

シルバー素材の仕上げイメージ
・ハイポリッシュ(鏡面)仕上げ
ラグジュアリー、高級感
・サテン(艶消し)仕上げ
ビンテージライク、渋み

これは密度の話とはまた別で、仕上げの話になります。
ジッポーで良く目にするのが、上記の二つの仕上げ方法です。
さらに素材の例で挙げるなら、ジュエリーと同様に、ブラス(真鍮)シルバー(sv925)、ゴールド(k18)など
様々な素材をお楽しみいただけます。
ジッポーの豆知識
余談ですが、通常のジッポーより分厚く重厚感があるものを"アーマージッポー"と呼び、スターリングシルバーで鏡面仕上げのものであれば、より高価なものであると認識して良いでしょう。

重厚感溢れるアーマージッポー
参考として、アーマージッポーにシルバーのハートモチーフを組み合わせた"カスタムジッポー"も作成
高密度なシルバーの輝きとディテールの立体感、そして、デザインに合わせて"燻"を行ない完成した作品です。
シルバージュエリーは使用感や経年変化を楽しめる!

・渋みを強調
身に付ける人によって使用感が現れ、磨きの頻度によっても異なり、黒ずみやヴィンテージライクを楽しみたい人は、あえて磨き過ぎない…燻し液を使用し濃くしていく…等
様々な考えがあります。

・ラグジュアリー感を強調
ジュエリーの新品本来の輝きを取り戻す際には、バフがけや磨き等を行ったり、表面をコーティングすることも可能です。
まとめ
一つ一つのジュエリーのデザインや、一人一人好みが異なる拘りの世界!
シルバージュエリーの奥深さを楽しんでいただくため、ハッピーカンパニーでは、一人一人の好みに応じてご提案させていただきます。

